愛すべき馬鹿 アホガール
徹頭徹尾衝動で生きる天然のアホ、花畑よしこ。幼馴染で世話係の秀才阿久津明はそんなよしこの面倒を見る羽目になっている。よしこの天然アホは話が進むに連れて様々な人を巻き込んでいく・・・。
マガジンの4コマギャグはセンスの良さと目の付け所が良いけれども、『ぷあぷあ』で貧乏をネタにしたと思ったら、今度は正面から「アホ」をテーマにしてきた。ほとんど学習障害一歩手前のようなヒロインの破壊的な日常をきっちり笑いで落としているのは確かにセンスのたまもの。
主人子よしこのバカ具合はまさにアホなのだけれども、これが関西風味のアホと関東的意味合いのアホは違うのではないかな、となんとなく心配になる。関東の人はきちんとアホの持つ温かみを感じて読んでいるのだろうか。