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サバイバーの物語 ラビットハンティング

これは、サバイバーの物語だ。さまざまな形で親の愛情という名の悪意にさらされる子供たちは、それでも結局それを頼みにして生きるしかない。周辺の大人の意図や意識に振り回されるし、ささいな悪戯でも心に深く傷を負うのだ。

 

ましてやそれが確実な虐待であったなら。そこから生き延びるために、子供はその傷を治そうとする。美しいということ、みにくいということ、一人であるということ、そうしなければ愛されないと思うこと。そんな虐待の傷から、生き残り、生き延びようとするサバイバーたちの物語だなぁ…と思いました。

 

この作者がすごいところは、やっぱりここで、「子供を理解しない親」を「よくあることよ」と言い放ち、なんでも「理解しろ」と言わないところなんじゃないのかな、と思います。